アレルギー性鼻炎による鼻閉が引きこす口呼吸を伴った患者さんが多々見受けられるようになりました。口呼吸が引き起こす歯科疾患は、カリエスに始まり歯周病、歯列不正、顎関節症など数知れずあげる事ができます。冷蔵庫の扉が開いた状態でのブラッシングは、設定温度を下げたにしかすきず、扉いわゆる口を閉じた状態でなければすべてが不経済で非効率的であると認識させなければいけません。またそれが遺伝的因子を含む場合は家族全員を視野に入れてのカウンセリングをも考えなければいけません。よって隣接医学、得に耳鼻咽喉科においての知識やネットワークが重要になることとなると考えられます。これらのことを念頭におき矯正家をやってます。歯を並べる事は重要なんですが、その前になぜあなただけ矯正治療をしなければいけないのか?(特定疾患や先天性欠損は除く)を自問自答させそれを自覚、修正させるために患者もしくはその家族には耳の痛い話をします。近所の口うるさいおやじになり患者の生活態度の改善を行うのが我々の仕事と考えています。よって自分が患者さんに揚げ足をとられないように注意して生活しています。もちろんスタッフにもそれらのことを十二分理解させ耳鼻科通院や矯正治療が必要な場合ほぼ強制的に治療を行ってます。ごんどう矯正歯科という名のスポーツクラブに入会しダイエットしてもらい、その後クラブに通わなくてもその見事なプロポーションを保てる様に指導していきます。もしリバウンドされた場合は、再度クラブに通ってもらうわけですが、その時には反省すべき事柄を私も患者さんもお互いふまえ再治療に挑めます。よって二回目以降のクラブ通いは比較的短期間にそして効果的に行えます。何度も通われる方もいますが、やはり小さい頃に治療を行っていればその後戻りは少なくなります。小さいころのしつけに通ずるものがあると感じます。現在では、3才から治療ができる事で重篤な症状になるまで成長するのを待つ事が少なくなりました。この時期、特に歯並びを矯正するのではなく空気の流れや筋肉の矯正を行います。そこのところを保護者に理解させないと、せっかくたばこやめても周りがみんな吸ってればまた吸いたくなるようなものです。我々にとって歯を動かせる事は当然のことでクラブの会員さんが、満足して健康な生活をおくっていけるように指導し目を光らせる事が重要なんです。