歯を抜く治療とは、前から4番目や5番目の歯を抜くことをいいます。もちろん親知らずがあればそれらも抜く対象になります。よって合計で8本抜いて治療する事も珍しくありません。がしかし私の父は一般治療を行ないますが、ただの1本だけでも慎重に慎重に残しブラブラになっても患者さんが抜いてくれ!というまで抜きません。そんな治療を横目に矯正治療を行なってきました。その結果、親知らずは仕方ない、じゃあどうすればいいのか?いろんな先生のお話をまとめて考えだされたのは7番目の歯を抜く治療でした。もちろん親知らずがある人で方向も良く成長期であるという条件付きですが、7X4=28本という計算です。親知らずは虫歯になる、弱いなどいい噂は聞かれないかもしれませんが、それは狭くて窮屈な場所に片身が狭そうに最後にはえた8番目の姿が哀れに映っているだけです。7番目を早期に抜けば8番目はのびのびと成長し咬合に参加します。パズルの様に歯を動かす事が矯正治療の醍醐味です!もちろんただ抜くだけでいいわけはなく、タイミングが非常に大事になります。よって早期に矯正歯科の受診が必要になるわけです。昔みたいに様子をみましょう!と言う言葉には何の保証もありません。